三人のパートナー候補

Oさん(55)…もしかしたらある意味一番私を愛してくれているかもしれない。

一緒にいるストレスは最も大きい。全く話も感覚も合わない。日本人同志なのに驚くほど日本語が共通言語として通じない。無知で無神経な言葉で傷つけてくる。(例えばうつ病は甘えとか気のせいとか、癌は治ったとか、障害は見えないからないとか)

無料風俗嬢としてやるのが当たり前という扱いを受ける。

日常の趣味は釣りと車とパチンコや競馬の話題が中心で、休日はパチンコ画像が沢山送られてくる(知らんがな)。じゃあ投資をしたらというとギャンブル的なことが好きという。貯蓄は600万だという。退職金は一千万いくかどうか。仕事でつかれたと繰り返し、時間があっても何かを直してくれたり、気を利かせて何かを持ってきてくれることが皆無なので、「男の子ですから」という理由をつけての性的強制行為も含めて一緒に暮らすのには不安を感じる。テレビが無いとダメ、スノッブ。自分の頭で考えないで、テレビをうのみにする。食事内容があまりにD級。

とにかくストレスがたまる。合わない。今のところ愛せない。嫌悪感さえある。

 

というか、ギャンブラーはダメだ。

 

 

 

S橋さん(58)…優しい。出来ないことでもやってみようとしてくれる。依存されそう。

約束を守れない。だらしがない。すぐ酒に逃げる。気が弱い。とにかく弱い。精神が弱い。創価学会という宗教もそういう風に入っていたのが想像つく。

会いたいと言うからじゃあお食事しましょうかとなっても、待ち合わせの場所や時刻を前日になっても決まらないまま、連絡取れないままのことが複数回。待ち合わせ時間に遅れ、どうしても来なくて不安で電話をすると寝てた。

待ち合わせ時間は守りましょうね、とかに待ち合わせの場合は前日まで待ち合わせ時刻や場所を決めましょうね、などアホみたいなところから教えなくてはいけないことにつかれる。親友のK川さんは、彼は子供のままだからというけれど、もうすぐ還暦の子供は困る。本を読まないので語彙が無い。勉強をしなかったから、言葉を知らない、伝え方を怠る。つまり、そのあたりの努力をなまけてしまって、こちらが彼の言葉を「こう言っているけど、たぶん本当はこういうことを言いたいんだな」というのを初期段階から翻訳しなくてはいけないので、しんどい。

再会してから飲み会の待ち合わせは2回とも二日酔いでベロベロだった 。 2回目は私の地元だったので私の家に上って眠りたいと言われたが、 独身女性の家にお付き合いもしていない男性をあげて眠らせることはできませんと言って 断った 。

アル中かと思われる。

酒癖が悪すぎる。泥酔して自転車の居眠り運転で坂道を寝たまま走り壁に激突して守衛に血だらけで発見されるなど、 大事故にならなかったことも含めると10回以上あると言うから 枚挙にいとまがない。それでも親友曰くここ数年でずいぶんまともになったという。それまではほんとうにどうしようもなかった。でも今でもルーズだと言う。そこは知ってる。これでもまともになったのか…。でも真面目で純粋である、と親友は推す。

しかし不動産の件は良いご縁をくれた。収入は良いのか、比較的きちんとしたレストランで食事をしてくれる。愛せない。対等ではない。子供とはパートナーになりたくない。

 

というか、約束を守る気のない、子供の、アル中はだめだ。

 

RR(58)…気は一番合う。一緒に居て楽。大好きと即答してくれる。

自分の世界があるので、それを一番に考えているところも同じと思う。

借金が450万。貯蓄ゼロ。 贅沢品を持っているくせに 二人で楽しめること例えば旅行や食事などに関してケチな理由は それだったのかと合点がいった。 借金があるのに 贅沢な香水を買っているというところに、 私はとても恐怖感が湧いた 。


借金のある人と一緒にはなりたくないので、それはわたしが返済させてもらいたい。利子は無しでいいから、おいおい私に返してもらえればありがたいと思う。

仕事で愛知は離れる気はないので、一緒にいるならわたしが愛知で家を探す必要があるという。その家は自分は一生賃貸のつもりだったから、お金は出せないと言う。

つまり、450万の借金返済と、家一軒買うお金が、まるっと私にのみのしかかってくる。

愛知に古民家を探しに行かなくてはいけないと言ったら、適当に調べた何かを適当に送ってきて、ああ、本気じゃない、一緒に探してくれる気はないんだなとわかった。

 

自分は何一つ失いたくない、お金も出さない、生き方も変えない、 そしてわたしのみ諸条件で縛られ、夢をあきらめなくてはいけないなるほど一緒に食事をしていて感じていた「この人はおいしいとこだけしか欲しくないんだな」と言うあの感覚と同じだ。

自分が何かを失ってまでは私といる必要はないんだろう。

つまりその程度に「大好き」「愛している」ということ。

 

というか、借金はだめだ。