東京2日目 奈任意後見人・老人ホーム・矢不動産 切削油の土壌汚染問題

新八柱の奈 司法書士の所へ行く任意後見人になるとしたらこの人に頼むことになるからだ。
任意後見人とか成年後見人を専門にやってる人だったのでその道には詳しいけどその他の話は全く分からない。
裁判官の天下りだと思っていたので 普通に40代ぐらいの司法書士で、ちょっと肩透かしだった。
もちろん相続に関してなど具体的な数字ではなくて状況から判断してのことは伺えた。

「売却するなら急ぐべし 母親の認知症が 本格的になる前に」

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老人ホームに行った。防護服で10分だけの玄関先の面会になる。
コロナで1年以上振りだった。
ちょこんと車椅子に座って、
もうすでに玄関先で、こちらへ真っ正面向いて待っていた。 私は遠くのガラス越しでも、たたずまいですぐに母だと分かった。

母がマスクをしてないのが気になって職員さんに聞くと 利用者さんはいいんですよと言われた。


顔だけ痩せて体は太っていたが肌のハリがないので
肉が全部垂れ下がっていた。
肌はすべすべだった。 その人は昔から肌はとても綺麗で手触りが良い。



そして認知症は明らかに進んでいてもう受け答えがまともにできない。


家の事を話してもほとんど日本語がわからないレベルになっていた。
家の話はもういい全部やってくれという丸投げ状態の返事だった。

ああ本当にこの人は 嫌なこと面倒くさいことを全部他人に丸投げしてきた人生なんだなと思った。

大丈夫とか元気とか言うけれど もう多分ただの認知症寝たきりになるのはそんなに遠くないなと思った

自分の水商売とおばちゃんの外で男作って話はキッパリと否定。

もうどっちが本当かわからないけれど、
高橋さんは「私チャコちゃんのこと大好きだったとのよ」とか「悪い人じゃないのよ」と言いながらこういう毒を私に吹き込んでくる。

それが事実だろうと事実無根だろうと、 善意のある聡明なひとのやることではないので、
もしかしてこれはフレネミーというやつではないかと思った。
高橋さんがうちの母が大嫌いだったんだ 。
だからわざわざ老人ホームまでしてくれたんだ。
確認のためだ(笑)


母がいかに私をご自慢のマウンティング道具にしたかったか 今回色々な人に聞いてわかったので

いい学校に行けなくてごめんね出来の悪い子供でごめんねお金無駄だったねと一応謝罪した
そんなことない私は幸せだ、むっちゃん良い子だった。むっちゃんいい子。むっちゃんの顔見たいと言う。
他の事はだいぶやり取りがおかしいのに、それを言うから距離を取ってマスクを少しだけ外して見せた。

いずれ私のことも分からなくなるのかもしれない。

もし私に何かあっても大丈夫だからと言うと、
「むっちゃんがいなかったら お母さんが生きていけない」という。



お母さんの通帳は分けてあるし、年金も自動的にそこに入るし、
老人ホームの基本料金はそこから自動に引き落とすようにしてあるし、
今回の更新料その他は私が代わって支払ってるから、
この通帳だけお母さんのものとして残せば万が一私に何かがあってもある程度は大丈夫だろうと思う。


上の人がたまたま帰ってきてマスクをしていない母親を見てびっくり。
本当はガラス越しなので
接触も駄目といきなり距離を取らされた。
母が手を伸ばしてなぜか私の顔をガリガリ引っ掻いていた。

母のマスクはないと言うからびっくりしてしまった。マスクないのかこの老人ホーム。



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矢 不動産オフィスで大変なことがわかった。

機械に使っていた油が、 切削油が発がん性物質で、土壌汚染の疑いが出てきた。
これを処理するのに3000万ぐらいかかると言う。
私はそれらの油をたくさん吸っていてアスベストかと思っていたから遊ぶ人も吸っているだろうし
母は揮発性の有機溶剤の穴の上にベビーベッドを乗せていたそうで
白目をむいていたと言うから
そういう影響もあるかもしれない。

普通の家に生まれたかった 普通の親の下に生まれたかった


手足油の処理の代金は
もはや個人のレベルではない。売却金額よりも大きくなってしまう。


もうあの辺の下町の 噂話の好きな空気もまっぴらだし
放射能もまっぴらだし
土壌汚染もまっぴらだ。

私もう遠くに行きたい

もうやだ誰も知らない所に行って何もかも 自由になりたい 汚染はもう嫌だ