東京4日目  嘘のつけない人

大阪まで来てくれたダイシンホームへ
今度は私が出向く

電車で行くのが48分ぐらいでそこも58分とあまり変わらないようなので 歩いて行くことにした 実際には徒歩で一時間10分ほどかかった

レジメを用意してくれていていろいろな調査もしてくれていた

やはり阿部さんは面白い人だった スタッフお二人と 5人で話し合うざっくりした 全体像の流れ 確認

全部で3社ぐらい頼む予定だと言うと 家じゃなくてもいいから一緒に絞った方がいいと言われたそれはスタッフのやはり掛け持ちされた場合と そうでない場合では エネルギーが違うからだという私としてはセカンドオピニオン的な感覚でいたので 一社に絞る勇気はない 。
一箇所だけを信じることはできない。

不動産屋は 悪いことしてなんぼの 闇の世界だから


私はここの他に合計で三つぐらい頼むつもりだと正直に言ったそれと 言われたのが一つに頼んだ方が良いということだった


私が考えているのは借地専門にやっている矢沢オフィスこと 人間的に信用できそうな阿部さん

阿部さんの良い所は全体像を見渡して動いてくれるところだ どちらの立場でもなく中立で私はちょっと不満を感じてしまったけれど
結局のところ私の人生の全体を見ようとしてくれてるのはわかった


ある程度値段を落としてその代わり 現状のままの引渡しつまり次の買い手に丸投げするという方法も提案してくれた


そりゃそうできたら一番楽だと思ったけれど私はご先祖様の思いを 受け止めて一つ一つ整頓していくのが最後の一人の役目であるということを感じているんだから丸投げはしないで私が片付けてそして引き渡すということを伝えた

阿部さんはそれを聞いた時に 嬉しそうな満足そうな表情に見えたそしてそれがいいと思いますという言葉を発した


その上で ハード面の話を今日はちゃんと取りまとめようとしてくれた それはソフト面を無視するということではちょっと違っていて優しさのある割り切り方で私は好感を持った

まず矢崎さんでスタートして家は控えとしていつでも何かあったら来てくださいということを言ってくれたつまり専属でなければ受け入れない矢崎さんとの 併用はできないという内容だった


私もそれでいいと思った矢先さんはなんだかんだ借地専門の人だしそれでもし進めていく上で疑問点を感じたらちゃんと受け皿があるというのは私の安心感にもなる


興味本位でもし私が矢崎さんとか他の所に頼んでいながら阿部さんの所にだけ頼んでますよと嘘をついたらどうするんですかと試しに質問してみたら


あなたは嘘のつけない人間ですから それはしません、
自分は今まで人間をたくさん見てきてそれくらいはわかると言われた

そんなことを言われたら余計嘘が吐けなくなってしまう。
別に嘘をつくつもりはないけれど
本当に知能犯だと思った


一番最初にここを出なければいけない時間は連れてあったので 今日どの時間にうまくまとめてくれた。

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午後は内藤寿 弁護士、
ただふんぞり返って もったいぶって話してるだけで内容が全くなくて お話にならなかった。 時間の無駄だった。

うつ病の症状がひどいのでとにかくあと2日乗り切るために 足りなくなってしまった薬を補充。

それ何余分に持ってきたつもりだったけど もうなくなってしまったら あと2日乗り切れないので飛び込みで精神科に行って 処方箋で コンスタンで ベルソムラをもらう。 ついでにアレグラも貰ったので アレルギーも 少し安心できると思う、


夜、内山さん 中島さん加賀野井さんと話す

土壌汚染の話はちょっと衝撃だったという。

何しろこの辺は皆メッキ工場とかだった本当に
どこもかしこも 工場地帯だった 記憶がある。

LINE が来ている けれど 男の人は本当に笑っちゃうぐらい私の事をどうでもいいのが分かる 自分の話ばかり とりあえず 励ましのフォローアップを入れておく


別に誰かにどうにか助けてほしいというわけではないけれど
本当にびっくりするぐらい 私のことをどうでもいい人ばっかりで、
声もかけてくれなくて、 逆にこちらに励ましを求めるものばかりで、
びっくりするぐらい共感性がなくて
びっくりするぐらいどうでもいいというのが伝わってきて
なんだか面白くて笑ってしまった


まあそんなことよりも一つでも多く粗大ゴミという形で処理していて なんだか少し楽しくなってきた 辛いけど でも生きてるから楽しい 出来の良い子孫ではなくて申し訳ないけれど私が最後の一人の末裔だから
ご先祖様一人一人がありがたいなと 私が 最後の一人に選ばれたことを誇りに思う。