生きるということは 素晴らしいけれど寂しいことである

生きるということは素晴らしいことだけれど 寂しいことです

寂しいのが当たり前だと思うんです


だけど死ぬのはそれ以上に 怖いし苦しいし悲しいし寂しいことだから

だからみんな生きてるんだと思うんです。


生きるということは基本的に寂しいことである 人は 一人で生まれて一人で死んでいく 孤独だけが 確かなものである

孤独な時間の過ごしたことは裏切らない

孤独はいつも寄り添っている


私は常々そう感じます。

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咲き誇った綺麗な花が 段々枯れていって部分的に腐っていきました


本当にお疲れ様ありがとう

園芸にしろ ペットにしろ 人間の勝手な都合で 命を生み出されて気まぐれで殺されていく どんなに献身的に世話をしてもそれは人間の勝手であって それで植物が幸せだとかペットが幸せだとかいうのは本当に傲慢だと思う

生け花も ペット飼育も 園芸も全て人間が他者の命を弄んでいるに過ぎない。

そしてどんなに若若しく美しい花でも
こうやって 代謝が衰えれば部分的にくさり落ちていくようにそして死んでいくように人間も同じだ


若々しく美しく輝いていたものでも だんだん 年をとれば 輝きを失う。

命として 細胞の代謝
つまり生命体として 衰えていくのは仕方ないことであって、
人間としての円熟という点で輝いているとかそういうのは 視点が違い 詭弁と感じる

人はどんなに若々しくて美しい人でもだんだん衰えて細胞が部分的に腐っていって それが広がって 死に至る 腐った有機物になる。


それから逃れられる生命体はいないからとても寂しい。

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生きるというのは 寂しいのが当たり前なんだ。

それでも自分の先人が一人一人そうやって腐り落ちて色んな思いで生きて 生き抜いて 命をつないで その末端に自分がいるということを 思うと私は感謝と奇跡に 気が遠くなる。 長い歴史と 膨大な思いと 情報量と それらの 結果として今ここに私がいることに感謝する


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