べ太負傷
昨日ヒーターが壊れた。エヴァリスのダイヤルタイプ30W。購入からちょうど一か月なのに、温度が上がらない。10度台。寒そうにしていて可哀そうだった。
バケツで検証しても同じ結果。故障だ。
アマゾンに返品して再購入、届くまでの間、手持ちの代理機。
エヴァリスのダイヤルタイプの50W。パワーが大きいのでオーバーシュートで温度が上がりすぎる。エアレーションで水を動かさないと32度くらいまで上がる。茹で魚になってしまうかもしれない。
べ太郎はトラディッショナルなのにひれが大きく、水流が大の苦手だ。エビに合わせて一日数分エアレーションするときはいつも隅っこで小さくなってしのいでいるので気の毒だった。
しかし水流の無い高温にさらす方が危険と判断し、エアをして外出した。
帰宅したら、水流をしのごうとしてか、エビ用に入れてあるシェルターのブロックの間に体を突っ込んでいて、
可愛いなあとほほ笑んだ。が、呼んでも身じろぎだけで浮上してこない。おかしい。
挟まって抜けないのだ。サイズがちょうどまずい具合に入ってしまったんだ。
大変だ。いったい何時間こうしていたんだろう、最大で外出中の4時間か。ブロックなんてどうでもいい、破壊して、べ太郎を一刻も早く傷の浅い状態で救出したい。
ペンチ、剪定ばさみなどでは大きく、安全に入らない。普通のクラフトハサミで力任せに砕く。何度かトライしてやっと破壊。べ太郎は恐怖でパニックのようだ。可哀そうだ。背中の鱗が剥げてしまって、白い皮膚がむき出しだ。
他に傷は唇の皮膚が少しはがれていた。暴れたときに傷めたのだろうか。
怪我の深度そのものはそれほど深刻に見えなかったので、隔離して塩浴や薬のほうが今のべ太郎にはストレスと判断し、自然治癒させることにした。
水槽の明かりを消して、薄暗くして様子を見守ることにした。勿論エアーはまわさない。危険性のあるブロックは速攻撤去したが、エアーも、もう出来るだけ回したくない。
夕方になると、ビクビクしながらもたまに泳いでいたので、餌を5粒くらい与えたら食べてくれた。私の指を確認していつものようにくるくると回ろうとしかけたが、ゆっくり力なく寄りそう感じで泳いだ。
可哀そうに。こういう事故でなくなった魚の話はyoutubeで何度か見ている。水槽内の、入りこんで抜けなくなりそうな隙間を再チェックしておこう。それでも事故は起こりうる。怖い。
以前メダカの針子が自らソイルの間に縦に頭を突っ込むようにもぐって、そのまま星になっているのを見た。ガラスの側面からちょうど断面図のように見えてショックだった。
夜の間に何かの理由でとっさにもぐって避難したのか?自分で入り込んだ底砂から抜けられなくなったんだ。
どこに危険が潜んでいるかわからない。
今回のように比較的すぐ気が付いてあげられればいいが、長期の留守中だったらと考えるだけで泣きそうだ。
ベタは闘魚なので傷には強いという。
前回のお嫁さん候補のとろみちゃんも傷だらけにされたが今は普通に回復しているという。
可哀そうなことをした。ごめんなさい。愛するべ太郎、けがが早く治りますように。