生殖と本能とエゴ

今メダカね 命拾いして元気になったらいきなり繁殖活動始めたじゃない それで一つ 体力を振り絞った結果命を落としたのね


それで私はその子を見て 私が一生懸命 救った命じゃん? だから 新しい命を無駄に産むよりも(メダカの場合無駄に増えるので 必ずしも必要ではない) 今まで苦労してきたぶん 家とか貰われ先でうんと幸せに長生きしてほしいというのが私の本音なのね

なのに彼らはまあ未だ一匹だけど体力を振り絞って 生殖活動をして死んだんだよ もう突然死んだ
生殖したそのままの形で、 両腕のように、両方の前ヒレをピンと伸ばし広げて 固まって死んでいた。

それで私には生殖よりも 生きていて欲しいという考えが浮かんで

やっとこれから幸せになれると
引き取りても決まった次の日にだ。






最近大事な友達が 出産で死にかけた。
同列に語るのはもちろん失礼だけれど少し思い出してしまった。


生きとし生けるものは繁殖したいものdで、
人間が、子供を産んで育てるという生殖·繁殖活動をするのは動物として、大きくは生き物として本来的な正しい姿だと思う。


彼女に死ぬとわかっていたら産んだかと 聞いてみたところ、
産まないと言っていた。 自分が大事と。


もちろん 近いうちに 死ぬとわかっていたら 何らかの形を残したいと思うだろうけれどそれは私も同じだけれど
むしろ私は死のことばかり子供のころから考えていて
何かを残したいと考えていたので 非常に理解できるのだけれど

健康な状態なのに、出産によって死ぬということが分かっていたら
人間ならばそれはするかどうかということは全く別の話だ。

生き物というのは時間も取られるしエネルギーも取られるしどこかでも踏ん切りをつけたいと思いつつ こういうドラマを見ていると学ぶことは非常に多い